加速する先進国企業の中国、インド等低コスト国(Low Cost Countries、以下LCC)への調達、生産等のオペレーション移転について、どこに何を移転するかという戦略的課題に対する考え方や、グローバルな優位性を構築するための組織・オペレーション面の示唆を提示します。
(本号の内容は、Global Report『グローバル・アドバンテージ獲得をめざして』(日本語版)を基にしています。レポートもあわせてご覧ください。)
グローバル・アドバンテージ獲得をめざして(1) 低コスト国(LCC)活用のために
何をLCCに移転すべきか?、どこに移転するかをどのように決めるべきか?、という戦略的視点、および、オペレーションをうまく軌道に乗せるには?、組織の壁を乗り越えてグローバルな優位性を構築するには?、リスクを明確化し軽減するには?といった実践的示唆を提示します。
グローバル・アドバンテージ獲得をめざして(2) 低コスト国(LCC)シフトの影響を見きわめる
グローバリゼーションが自社に及ぼす影響をマネージするためには、まず、各事業におけるLCCへの移転の程度と進行スピードを見きわめなければなりません。その第一歩となる分析アプローチや、自社の製品・顧客・事業への影響を評価するための視点を提示します。
M&Aの成否を分ける統合プロセス
多くの業界で統合・再編が進行中ですが、M&A(合併・買収)を成功させ、コスト・収益両面のシナジーを実現させるのは容易なことではありません。M&Aによる価値創出のカギを握るのが、統合プロセスのマネジメントです。BCGが大規模な統合マネジメントをお手伝いした経験を基に、統合を成功させる9つの条件を提示します。
M&Aの迷路からの脱出:従業員と投資家へのコミュニケーション
企業がM&Aを行うことが明らかになると、従業員や投資家はさまざまな不安や疑念を抱きます。統合をスムーズに進め、シナジーを実現するためには、経営トップが、迷える彼らに納得できる回答を示し、価値創造への道筋を示すことが必須です。困難な変革を実現する基盤となる、強い信頼関係を築くコミュニケーションについて考えます。
*Global Report『M&A(合併・買収)による成長(日本語版)』もあわせてご覧ください。
BMWで100円ショップへ行く・・・これは、BCGが出版した書籍『なぜ高くても買ってしまうのか』(ダイヤモンド社)の帯コピーの言葉です。こだわる分野とこだわらない分野を徹底的に峻別し、一見したところ矛盾した行動をとる顧客が、消費を牽引しています。
今号では、この現象の中で支持を得る、「高くても思わず買ってしまう」ニューラグジュアリー商品・サービスに焦点をあてます。商品開発、マーケティング、チャネルマネジメント、そして事業戦略そのものを考え直す際の一助になれば幸いです。
ニューラグジュアリー(1) ワンランクアップの消費
ニューラグジュアリー台頭の背景には、どんな要因があるのか?ニューラグジュアリー商品・サービスにはどんな特徴があるのか?
BCGの消費者調査と事例分析を基に、ニューラグジュアリー現象の深層を考察し、ニューラグジュアリー成功のカギを提示します。
ニューラグジュアリー(2) ベネフィットの階段
「技術-機能-感情」の3層から成る「ベネフィットの階段」を提供することで消費者を深く惹きつけるニューラグジュアリー・ブランドの代表例として、BMWとアメリカンガールのストーリーをご紹介します。
ニューラグジュアリー(3) リテール金融の未開拓スペース
金融業界においては、どんなニューラグジュアリーの展開がありうるのか? 消費財業界のニューラグジュアリーの洞察に基づき、金融業界への示唆を探ります。
*展望 Vol.152 「『ニューラグジュアリー』型ブランドの創造 ―ワンランクアップの新商品開発・需要創造のカギ」もあわせてご覧ください。
研究開発のスタートからその結果がキャッシュリターンとなるまでの全体を見直し、イノベーションの生産性をあげていく―「イノベーション・トゥ・キャッシュ(ITC)」という考え方をご紹介します。
イノベーション・トゥ・キャッシュ・サーベイ
BCGでは、全世界の主要企業経営幹部を対象に、ITCの全プロセスに関する彼らの考え方や自社の状況に対する見方についての調査を行いました。この調査から浮かび上がったITCの課題やリターン向上への示唆をご紹介します。
イノベーション生産性
イノベーションのリターンを向上させるためには、アイデアの有効性を高める、商品化コストを減らす、開発の成功率を上げる、の3つの切口があります。なかでも、開発の成功率向上はインパクトが大きいにも関わらず、そのための系統的な仕組みを備えている企業は少ないのが実情です。
優れたアイデアを選び出し、資源を集中投入し、力強く商品化に取り組むことを可能にする、イノベーション・プロセス改善の手法や、イノベーション主導型成長を導くためのカギにつき解説します。
ヒットを生む発想
ヒットを生むイノベーションの裏には常に、従来の常識からは予想もつかないような洞察があります。しかし、偶発的な個人のインスピレーションに頼るばかりでは、このような洞察は生まれません。画期的なアイデアを生み出すための系統的なアプローチにつき考察します。
(本稿は、『展望 Vol. 130 (1997/3) ヒットを生む発想』を再編集したものです。)
*展望 Vol.151 「キャッシュを生むR&D・商品開発:イノベーション・トゥ・キャッシュ(ITC)」もあわせてご覧ください。