WFPは飢餓・貧困の撲滅を使命として設立された国連の食糧支援機関で、各国政府からの拠出金や民間部門からの募金をつのり、深刻な食糧不足の状態におかれている約9,000万人に食糧の配布を行っています。日本ではWFP日本事務所が日本政府からの資金調達等を行うほか、国連WFP協会が、WFPを支援する認定NPO法人として情報発信を行い、募金を集めるなど民間協力の窓口となっています。グローバルでのパートナーシップのもと、BCGはWFPを様々なかたちでお手伝いしてきました。その一環として、日本でも趣旨に賛同してくださる企業・団体を集めることで、資金力を強化しようとしていた国連WFP協会とのプロジェクトを立ち上げることになったのです。
プロジェクトは国連WFP協会の職員の方々とBCGメンバーとの共同チームによって進められます。まずは日本における法人寄付活動の実態調査に始まり、現状組織やその活動内容の分析、活動強化に向けたツールの作成、研修などを行いました。特に注力したのは、寄付強化プランの実践です。チームとして作成したツールを使いながら、研修したことを実際の企業訪問で実践し、改善の必要がある部分については都度改善していきました。
このプロジェクトは法人寄付強化の足がかりとなり、法人開拓をしていく上での基盤が出来上がりました。国連WFP協会ではその後も法人寄付強化を推し進め、新設された評議会組織は大きく成長しています。また、BCGジャパンとWFP日本事務所及び国連WFP協会との関係はグローバルに同じく持続的なもので、その後も、法人寄付にとどまらない国連WFP協会の活動拡大を支援しています。